どーも、病院で働く現役医師のTAKA(@takadd2)です。
・医師ってどんな時に開業や転職を考えるの?
・自分も医師としての開業や転職を考えている
この記事はこういった悩みを持つ医師向けの記事です。
医師の中にはさまざまな理由で転職を考えている人も多いと思います。
労働環境悪すぎてもう転職したい
他の医師はどんな時に転職を考えるのだろう
私の周りでも働きすぎてバーンアウトしてしまったり、適応障害になってしまったという方も見かけます。そういう人に限って真面目すぎたりしてしまうという気があります。
かくいう自分も適応障害経験者です。
医師は国家資格であり良くも悪くも仕事に炙れることがないので、もう仕事が辛いと思った時には転職を考えるのではないでしょうか?
今回は現役医師である私が転職を考える理由を6つまとめてみました。
皆さんと共有できればと思います。
医師が開業や転職を考える理由
給料が安い
医師は世間では給料がいいと思われていますが、働いている医者自体の多くが給料に見合わないと感じていることも多いです。
よくいろんな先生がなんでこんなに給料が低いのって言ってるよね
ただ、医療人として人のために役に立つことがしたいなどの仕事のやりがいがあるので、多少給料が安くても気にしない方も多いかもしれません。
実際に私が就職先を決める際には、多くの症例が学べて忙しい病院で働きたいということを第一に考えていたので、給料はまぁ二の次かなと考えていました。ただ、やはり実際に働き始めていると、給料の大事さに驚かされました。
他の病院の人はもっとお金もらえているのに
こういう現状を見ていると、転職や開業が頭をよぎります。
人間関係に疲れた
医療は医師個人でパフォーマンスを出しているわけではなく、チーム医療でことに当たっていることが実情です。そのチームの関係性が悪く、特に直属の上司の性格が悪かったりしたらそれは本当に地獄になってしまいます。
自分が関係していなくても、チームの中でもいざこざや上司同士の揉め事に気を張って、あの先生には今は機嫌が悪いから話さないでおこうなどと判断するのも疲れてしまいます。
人間関係はこじれると本当に大変だからね
現代病とも呼ばれるうつ病や適応障害の多くの原因が「人間関係」と言われています。
実際に、人間関係は一度拗れてしまうと、修復するのに本当に時間と労力がかかります。
そして、厄介なことに一度拗れた人間関係は時間と労力をかけても、実際修復できるかどうかわからないのです。
そのため、手取り早くその人間関係から逃げ出すことのできる転職や開業という発想になるのは無理もありません。

長すぎる労働時間
医師は自己研鑽という名目で資料を作ったり、勉強会に参加したり、外来業務のための下準備や紹介状作成をしたり、それって一般社会では仕事の一環じゃないの?と思うこともタダでやっていることもあります。
医者の仕事の悪いところは、割と自己研鑽と仕事の区切りがグレーゾーンということです。
残業代を貰えたとしても、やはり患者さんのための紹介状などを書くという作業をしていると、ストレスも疲労も溜まってきます。
紹介状を書くのが本当に疲れる。。。。
主治医制をとっていると、患者さんが週末に入院していた場合には様子を見にくる必要があります。そうすると休みも中々少なくなってしまいます。
医師転職サイトで「残業や当直業務なし」という言葉を押し出している広告を見るとお金じゃなくて時間なんだなぁと思うこともありますよね。
40代50代になって寝れない当直をこなされている先生方を見ると本当にスーパーマンなのかなと思うこともあります。
雑務に追われる仕事内容
医者として働いていると、なんでこんな仕事を自分はしているんだろうという仕事に追われて必死に仕事をこなしている経験はありませんか?
医師として働くことの大きな意義の一つして「やりがい」という言葉があります。患者さんのために医師として関わっていくことは本当にやりがいを強く感じますし、実際に患者さんから感謝の言葉を投げ掛けられた時はこの仕事やってよかったと強く思います。
また医者を志す多くの学生はこのやりがいを目指して医師になろうと思っているはずです。
しかし、実際に働いてみると、紹介状作成やサマリーの作成など医師じゃなくてもできるのではという仕事が多く、患者さんに直接接する機会が思った以上に少ないことを感じるはずです。
やりがいを見失うときつい
そういう時を感じた時に医師として働くことの意義を見失ってしまう時があります。
そんな時にもっと自分の知識を生かして、患者さんのために働くことのできる環境があるのではと考えてしまいます。
キャリアアップを目指すとき
医師の中にはキャリアップやスキルアップを目指している人も多いはずです。実際に私自身もそのうちの一人です。
同じ職場で働き続けるとで得られるものもたくさんあるかもしれませんが、違う環境に行って医師をした方が様々な経験を得られることも事実です。
大病院で働いていると医療が細分化されすぎていて中々気づくことは少ないですが、訪問診療、療養所、地方の100床程度の小さな病院で働いてみると、いつもと違った医療の形に触れることができ、どれもすごくやりがいがあるものだと感じます。
将来的に色々な知識を持ち合わせた医師になりたいと思っている医師も多く、転職はキャリアアップやスキルアップの一つの手段になり得ます。
収入を増やしたい
実際に開業や転職をすると、概ね給料が100万や200万増えることが多いようです。
医師の時給は病院で働いているとあまり意識しませんが、時給換算すると一般的なバイトで8000円や〜1万円程度に落ち着きます。そのため、仮に週5で1ヶ月に9時〜17時で働く医者がいたとしたら、バイト代が120万円〜150万円の額面に落ち着きます。
これぐらいの額が医者の仕事に発生するのです。
そのため、将来設計のために資産を増やしたいと考える人にとっては、転職は大きな手段の一つになり得ます。

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求人数が少ない転職サイトに比べて、求人数が多い転職サイトの方が、自分の希望にあった条件にあった転職先を見つけることができる確率も高くなります。
最後に
一言で病院勤務から開業や転職というと逃げたなどマイナスのイメージがありますが、私自身はそうは思いません。
将来をしっかりと考えて、早め早めに行動していくことが必要なので、しっかりとしたビジョンがないとできないことだと思います。
人生一度きりなので、しっかりと自分自身がどうしたいのか考え、自分にあった選択をしていきたいですね。