初期研修医

分野別画像診断オススメ本6選【研修医・医学生向け】

こんにちは、たか(@takadd)です。現役の医師してます。

今回は「研修医向け‼︎画像診断オススメ本6選」と言う内容でお話をしていきます。

研修医の皆さんにとっては画像をある程度読めるようになることは本当に大事なことです。

実際、救急現場や病棟内での発熱に対する熱源精査のCTなど本当に色々な現場で色々な画像を撮ります。

ただ、医学生の時と本当に違うのは、医師国家試験では1スライスを切り取って、その場所のどこかに異常があるかわかればよかったのですが、実際の臨床現場胸腹部CT全体から異常を探すためにマウスをコロコロして探していく作業をしないといけません。

実際。その作業に慣れる必要があります。

研修医の皆さんにとって必須な画像診断の目標は、

①撮像した範囲内の全臓器を確認し、出血などの大きな異常を判断できるようルーティン化する

②各撮影パターンによって得られる画像情報をまとめて、どういう状態でどんな画像が必要かある程度理解しておく

①に関しては救急現場であろうが、病棟内での異常あろうが、「撮影した範囲内を漏れなくチェックする」ことは必要です。中々自分が日常診療していると中々できていない先生が多いです。忙しいということもあるのでしょうが、、、、

実際にたまたま術後フォローで腹部CTを撮影してたまたま胸部の下の方に腫瘍が見つかったり、腹痛が主訴で腹部CTをとったら肺底部に肺炎像を認めていて腹痛の原因が肺炎だったということもあるあるです。

夜間であれば集中力も切れていることもあり、全身CTを撮ってしまうとそれを読影しないといけなくてついつい見落としも増えがちということもありますよね。。。

どういう名目でどんな画像を撮るのかについてしっかりと見極めることが本当に大切です。

ついついやってしまいがちなのが、何かわからないからひとまず胸腹部CTをしてしまうと、どこを重点的に見ればいいのかわからなくてついつい見逃しもしてしまいます。

画像を読むことに関しては救急現場で毎回読影せざるを得ないのでなんだかんだ読める様になります。

ただ、放射線科やその分野の専門家にならないのであれば、細かい腫瘍の分類までは勉強する必要がないというのも事実です。

そのため、今回は本当に簡単な自分が初期研修医を経験してよかったなぁと思う画像診断の本を紹介していこうと思います。

頭部画像:救急での頭部画像の読み方〜解剖を踏まえた読影の手順からMRIの適応の判断まで

頭部画像に関してはこの本が一番とっつきやすかったのかなと思います。

正直、頭部CT特に非専門医であれば

・出血や梗塞の部位・大きさ(手術適応かどうか)、発症時間の推測(MRIなど)

を知って脳外科の先生または脳外科の病院に転院させる

・微小なくも膜下出血や脳梗塞などの見逃しやすいパターンを知ってさらにストックしておく

ことが大事です。ただ、最初は大脳テントや生理的石灰化やアーチファクトなどもついつい出血に見えてくるのでそこは周りの脳外科の先生に聞いて少しずつ成長するといいかもです。

ここまで分かる頭部救急のCT・MRI

自分はここまでは読んでいました。脳出血の場所やくも膜下出血の典型例や見落としやすいパターンがたくさん載っていて本当に勉強になるシリーズです。

個人的にはここまで初期研修医で読んでたら本当に勉強熱心だなとは思ってます。

胸部画像:レジデントのためのやさしいイイ胸部画像教室

胸部画像でどの本がオススメと聞かれたらこのレジデントのためのやさしいイイ胸部画像をオススメします。

この本は、胸部レントゲンやCTでみられる異常のおこる病態がわかりやすくイラストを元に書かれていて、一対一対応で覚える形ではなく、異常が成り立つ仕組みについて書いてあるのがイイです。

レントゲンについてもどの場所にどの陰影があったら異常はどこにあるのかなどが書いてあって本当に勉強になります。

個人的に「フェルソン」っていう古典的名著と呼ばれるアメリカのレントゲンの教科書もあるのですが、このレジデントのためだけでも十分なのではと思っています。

ただ、フェルソンも本当にイイ本なのでぜひ余裕があれば読んでみてください。

腹部画像:レジデントのための腹部画像教室

腹部画像の一番のオススメはこのレジデントのための腹部画像教室です。

本当に腹痛を主訴にくる患者さんは多いです。

それに命に関わる腹痛疾患は本当に多いです。

例えばSMA塞栓や大動脈解離、ヘルニア嵌頓など本当に出会う頻度も少なくないんので注意が必要です。

実際に臨床やっていると本当に思うのが、一度もみたことない画像は本当にわからないということです。

そう考えるとこの本は本当にオススメです。

実際に医者バイトをしていても腹痛を訴えている患者さんを見る機会は本当に多いです。

そのため、研修医のうちから本当にこの分野については勉強しておくことを勧めます。

ここまでわかる急性腹症のCT   第3版/メディカル・サイエンス・インタ-ナショナ/荒木力

もし余裕があるならこの本もオススメです。

個人的には救急車がよく来る病院で働いていたので、少しレジデントのためのの本だけでは物足りなく感じていたのでここの本まで読んでいました。

実際にCT画像と疾患が網羅的に書いてあり、自分がみた患者さんの救急画像と照らし合わせて勉強していました。

救急CT画像:主訴から攻める‼︎救急画像〜内因性疾患から外傷まで、素早く正しく、撮る・読む・動く

救急CTでオススメはこの、主訴から攻める‼︎救急画像です。

この本がイイところは症状と画像をリンクさせて載せてある点です。実際に臨書現場でよくあるのが、腹痛と思って消化器系だと思って対応してたらCT撮ったら大動脈解離だったとかなどそういうことが往々にしてあります。そんな時にこの本はオススメです。

実際に主訴や身体所見から画像診断をするのがセオリーです。実際に放射線科の先生自分も含めてですが、主訴や身体所見、患者さんのカルテをみて読影しています。

鑑別診断を考えながら、CTを撮るということを意識させてくれるのでこの本は本当にオススメです。

すぐに役立つ救急CT/MRI

この本もオススメです。救急で見るであろう疾患についてまとめて載っていて、急性胆嚢炎と言ったらどんな画像が見えるのか、急性虫垂炎がどんな画像が見えるのか本当に多岐に渡る救急画像が載っています。画像診断を専門にしている個人としては研修医の方にはこの本は読んでいて欲しいと思っています。

研修医になると本当に学ぶことがたくさんありすぎてパンク状態になると思いますが、本当に優先順位をつけて物事に取り組んでみてください。

個人的には画像を最初どの分野を勧めるかと言ったら腹部なのでぜひ初期研修医の方でどの分野やればイイのかわからないという方がいればぜひ腹部について勉強してみてください。

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