こんにちは、月20−30万円の配当金生活を目指して現在、資産運用をしている現役医師のたかです。みなさんは資産運用をしていますか?私はFIREを目指して株式投資をしています。その中で色々な株式用語がありますよね?個人的に全然わからないということが多くあります。そんな中で今回はPERという用語について解説していきたいと思います。
PERは株式みると必ずなぜか載ってるけど
何に使うのかわからない?というか何に使うの?
PER(Price Earning Ratio):株価収益率とは?
会社の利益と株価の関係を表していて、割安性を測ることができる指標
です。
→【PERが低ければ低いほど、会社が稼ぐ利益に対して株価が割安である】
といえます。

●PER(株価収益率)=株価÷1株あたりの純収益(EPS)
PERが10倍であれば、1株あたり純利益の10倍の価値にみられているということになります。
今の利益だと10年後に資金が回収できる計算になります。
実際に成長が期待されている株価だとこのPERが10倍として評価されていたりします。
PERの変化として、株価が下がれば、PERも下がります。逆に上がれば、PERも上がります。
純利益の観点からすると、純利益が前年より増えればPERを下げる要因となり、純利益が前年より減ればPERをあげる要因になります。
PERの目安と使い方とは?
このPERという指標を投資にどう活かしていくのか?ということですが、
【その会社における、過去のPERや将来の予想PERと比較すること】
もありますし、
【同業他社とPERを比較すること】
もあります。これはPBRの項目でも説明したように他の対比に使う指標です。
前者の場合は、PERの変化によりその会社内での割安性を読み取ることができますし、後者の場合はその業界平均のPERからみて割安か、割高かを比較することもあります。
実際に、医療者であれば日本国内の医療系の株や、海外の医療系の株に着目してみるとなんとなくわかると思います。
例えば、PERを見て、現在であればPFEなどを見てみると、ワクチンの開発に成功していたが、副作用などの問題がニュースになった際にはPFEの株は他のJohnson-Johnsonなどの医療系の株よりも値段が下がったりしていました。
補足説明として、業界によって平均PERは異なります。これは業界によって成長力や安定力などに違いがあるからです。
特にGoogleやAppleなどのIT関連の銘柄は成長力への期待が強く、PERがとても高いの特徴です。実際にIT系はこの十数年で何倍にも株価の価値が上がっているものも多くあります。
しかし、PERが高すぎる銘柄は成長が着いてこないことがわかった時に、急落する恐れがあるので、そういうリスクがかなりあります。ベンチャー企業の株などは期待値によってPERがかなり上がっていることがあるので社長のスキャンダルや、事業の失敗などがあった際には急降下で株価が下がるリスクもあります。
最後にPERを使う上で気をつけたいことは【PERが低いからこの株は割安だ❕とPERだけで投資判断するだけでなく、色々な指標を見て判断すること】です。
株は自己責任で、やってみると後から考えれば売り時だったときに売れないことがたくさんあります。失敗して学び次に生かすという前提で株は始めるべきだと思います。